礼拝が大きな視野を持てた体験

Kさんは求道したのち自宅で求道式を2回されましたが、会舘には通うこともなく、その2年後初めて理楽笑(リラックス)塾に参加しました。そして講義を聞いて心が目覚め、妻でありながら夫の代わりになろうとし続けたていたことが全ての家庭の不調和を生んだと感じました。

すぐに弥勒プロジェクトメンバーに登録しました。
その後、ご主人に対しての思いが変化したことにも気づき、ご主人の名前でも弥勒プロジェクトに入りました。

すると所有の土地にビルを建てないかという話が舞い込んできたのです。

ご主人は長年の夢であった、小さな店舗を新しいビルに移し10階建ての賃貸マンションのオーナーになるという現実に向かいつつ、契約を交わした内容に漠然と不安を持ち続けていました。

Kさんは、10階建てのビル(約4億)が自分たちの身の丈を超えていることがわかっていましたが、今までのように、自分が夫に代わり主導権を持って、すべてを覆すことはせず、まず家族全員を弥勒プロジェクトメンバーに登録し、忙しい時間の合間を縫って礼拝を続けました。

Kさんは夫の決断によって動いた今回のことはどんな結果もすべて受けて立とうと覚悟を決めるようになっていました。

数か月経ったとき、ご主人は不動産の契約内容には無理があり、裁判を起こしてもいいような内容であることに気がつきましたが、自ら契約を破棄すると違約金が発生するために迷っていました。しかし、ここで「違約金が発生しても、人生の勉強代だ」と心を決めて不動産に決着をつけることにしました。

Kさんとご主人は理不尽な契約内容であったことを本社に話し合いに行きました。
Kさんは、穏やかに明るく交渉を進めるご主人の一面を初めて見ました。
本当に格好がよくて心からご主人のことを素敵だと思い、そのような思いを言葉に出してご主人に伝えている自分に驚きました。そしてそれはとても気持が良かったそうです。

場合によっては数百万の無駄なお金がでて、文字通り災難にあうところでしたが、実際は一円の無駄もなく契約金は全額返済され、身の丈にあった次なる展開が始まりました。

たくさんの勉強ができた上に、ご夫婦の関係がバージョンアップしました。

Kさんは、これは弥勒プロジェクトに入り、少しでも功徳を積むことができ、過去の悪因縁を断ち切ることができ、礼拝によって未来への決断が変わっていったのだと感じます。

その後、求道に導いた大工さんの紹介で、店舗付きの自宅が新築され、80年の間、受継がれた店はリニューアルオープンすることになりました。Kさんは妻として夫に従い、ご主人が自ら主導権をもってことを運ぶ姿が一番嬉しく、密かに思い描いていていた夢の通りの可愛いお店ができたことを喜んでいました。

一見良くないように思えることも、道を信じて前に進めば、実はそれぞれが成長しステップアップする結果を生んでいると話してくださいました。