私は、夫と幼稚園年中の長男と3人家族です。求道の縁には、約2年前にあい、求道後は、しばらく会館にもいかず、道のこともよくわからないまま、何となく距離を置いている状況でした。この数ヶ月は、道の先輩から誘われる形で、徐々に行事や礼拝に参加したりしていた状況でした。
夫と子供と幸せには暮らしていましたが、どこかで、私はいつも、自分はダメな人間、どうやったら変われるのか、
もっと頑張らなきゃ、もっと努力しなきゃ、と、できない自分を責めることが多く、自分に足りないところばかりが気になっていました。
また、長年、自分の中で、自分の親との関係に問題を抱えていました。
今回、初めて理楽笑塾に参加したのですが、
その2日前に、慈音の音声を聞いた後から、幼少期の嫌な記憶が突然鮮明によみがえってきました。
現在の風景を見ながら、過去の映像を見ている、なんとも不思議な体験で、実際にその出来事を再び体験しているような感覚に陥り、外にいたのにも関わらず、気づけば涙が止まらなくなっていました。
それからは、気持ちが暗くなって不安と緊張でいっぱいだったのですが、
『楽しんでおいで』と主人が背中を押してくれて、理楽笑塾に行けばこの体験の意味がわかるかも、という思いと、せっかく頂いた機会なんだからあまり難しく考えすぎずに楽しもう!という思いで出かけました。
前泊の初日に研修所に入ると、何か考えようとしても考えられない、それまでの緊張や不安な気持ちが一気になくなって、安心感と幸福感に包まれて心身ともにリラックスできる、そんな不思議な空間でした。
翌日からは、講話はもちろんのこと、参加者の方々との何気ないおしゃべりをしているときの会話の中でも、ハッと気づくことだらけでした。
そんな気づきを得るたびにどんどん心と身体が浄化されるような感覚で、自然と感謝が溢れてきまた。
そんな時、先生におみくじの解説をしていただける機会がありました。
解説を聞いていくうちに、私に一番足りなかったものは、感謝だったということ、特に両親への感謝が足りなかったことに気づきました。
そして、私はこれまで充分に幸せだったのだということにも気づきました。
すると、涙が溢れ、感謝が溢れ、まるでオセロがひっくり返るかのように、慈音を聞いて出てきた映像が、全て喜びの映像へと変わって行きました。両親に対して私が抱いていた思いは間違っていたことだったと気づき、すぐに両親にこれまでのことを謝り、そして感謝を伝えました。
そんな2日間の理楽笑塾を終え帰宅すると、今まで通りの日常が、明らかに、見え方、感じ方、意識が違うものになっていました。
自分のことをいつも責めて、消えてしまいたいとさえ思っていた自分のことを受け入れられるようになり、
『○○のせいで』と考えてきたことが、全て『○○のおかげで』に変わり、次から次へと感謝の記憶が溢れてきては、ありがたくて涙が溢れてきました。
そうすると、今まで本当にたくさんの人に支えられ、助けられてきたこと、親の愛情の深さ、など、いろいろなものが見えてきて、私は自分のことばっかり考えていて、周りが全然見えていなかったんだなと気づくことが出来ました。
こうして、素晴らしいたくさんの気づきをいただいたので、これからは人のお役に立てることをしていきたいなと思っています。まずは、私が喜びと感謝の心を持って、周りの人たちを笑顔にしていきたいと思います。
理楽笑塾に誘っていただいたこと、参加できるように支えてくれた家族、一緒に参加できた方々、このような体験ができた自分、こうして体験談をシェアするお慈悲をいただいたこと、全てに感謝します。
ありがとうございます。